中止になって、今思うこと。

本来であれば、2020年5月4日から3日間、貴方と貴方が大切にしている、私の大好きな人達に会えるはずでした。


私にとって、毎年の春の楽しみ。


貴方のことを考えていたら、思いが溢れてきたので
めずらしく文にまとめてみたいと思います。





2018年、24時間のメインパーソナリティを務めて、


「ああ、動き始めてきたな」


って思った時に発表された彼の休業。

本人たちの意気込みとは裏腹に
失速していく貴方達を見ているのは正直辛かった。



毎年クリスマスにあるツアー発表もこの年は無かったし、
4人ではツアーやらないんだろうな、というかやってほしくないなって思ってた。

そしたらまさかの年明けにツアーが発表された。


正直参戦するまでは不安しか無かった。
私は貴方のファンだけど、5人の貴方達が好きだから。




でも私的初日が始まった瞬間、


そんな不安はまったくいらなかったんだ って、
ただ貴方を、貴方達を信じて良かったんだ って、


そう思わせてくれた。



1人の男性の人生を、小学生から結婚までの人生を
描くなんて、誰が予想しましたか?

本編の最後に彼を思わせる映像を持ってくるなんて、
誰が予想しましたか?


毎年かなりの期待を持って参戦するけれど、
その期待をゆうに超えてくるから離れられないんです。



(そしてこれは余談ですが、PAGESは私の夢が確実に決まったツアーでもあります。私は貴方に背中を押してもらったと思っています。ありがとう、風磨くん。)





PAGESが終わったあとは、今は個人の力を高める時だと言わんばかりに
4人それぞれに個人仕事が増えていきました。



貴方のことで言えば1番大きかったのはハムレット
初主演舞台にして4時間を超えるストレートプレイ。
本当に、私の自担はすごいと思った。誇らしかった。リスペクトしかなかった。

ハムレットについては、またどこかで詳しく語りたいと思います。



個人の仕事が多かったとはいえ、先輩達と比べてはもちろん、
後輩たちと比べても、仕事は圧倒的に少なかった。

グループでの仕事は、無いに等しかった。


そんな中で、かつて一緒に活動したり、
熱い春や夏を共に過ごした仲間たちの華々しいデビュー発表とそれに関連しての多方面での活躍。


貴方達は、それをどんな気持ちで見ていたのかな。



Sexy Zoneがデビューして悔しかった」と言われてきたのに、

その言葉には悔しいけど見合わないこの状況。



ああ、貴方達が壊れてしまわないかな って、怖くなった。






そんな中迎えた2019/12/25。
貴方達のファンをしていると、どうしても待ち遠しいクリスマス。


今度はこの日にしっかり、あったんだ。

Sexy Zone 2020 LIVE TOUR」の発表が。



素直に嬉しかったけど、今の彼らに会うのが怖かった。
笑顔で会える自信が無かった。
大丈夫かなっていう、不安があった。


貴方達を信じていれば良いって、PAGESで学んだはずなのにね。





その2日後にアルバムの発売が発表された。


「POP×STEP!?」


このアルバムに度肝を抜かれることを、
この時の私はまだ知らなかった。






2020/2/4。

「POP×STEP!?」をフラゲした。


パソコンはもちろん、CDプレーヤーも無い祖母の家に帰省していた私は、テレビに付属しているビデオレコーダーでCDを聴いた。



度肝を抜かれた。


これは本気を出してきたと思った。
音楽に詳しくない私でも、これぞJ-POPと思わざるを得なかった。



ポップでキュートな曲やトンチキソングから、バラードやメロウまで、
1曲1曲バラバラなはずなのに、1枚のアルバムとして綺麗にまとまっていた。


制作陣を見てみると、デビュー当時から貴方達の楽曲を手がけて下さっている方々や、
有名だけど貴方達とは初めましての方々など様々だった。






この日から、このアルバムを1日に何ループもして聴いた。

でもまったく飽きることがなかった。




そんなある日、私はとある雑誌のインタビューで、
貴方がこんな回答をしているのを目にした。



「(アルバムに関して)日夜ネットを漁っては、"この人にSexyZoneを手掛けてもらったら、いい化学反応を起こせるんじゃないか"ってミュージシャンを見つけてはまずメンバーにプレゼン。賛同を得たら、SexyZoneの意見としてスタッフさんにプレゼンしていった」





完敗だと思った。



私がただただ怖さを感じている間に、

貴方は血を吐きながら舞台をやって、その傍らで

こんなにもグループを想って、グループのために行動していた。



確かに先輩後輩より仕事は無いかもしれない。

でも、その分グループとして、Sexy Zoneとして活動できる場を最高のものにしようと、こんなにも考えていてくれた。



このテキストを読んで、私は泣きました。


なんで信じられなかったんだろうっていう悔しさと、
心からの感謝と。


やっぱり最高の自担だって、そう思いました。







PAGESであんな最高のステージを魅せてくれた貴方だから、貴方達だから、

こんなにも最高のアルバムを引っさげてのツアーは、

ハードルの上がりすぎた私たちの期待をも
悠々と超えてくる演出を考えていてくれたはずなんです。





だからこそ、悔しい。

本当に悔しい。



貴方の演出にかける想いは、
貴方達のステージにかける熱量は、

少なからず理解しているつもりです。



表には決して出さないけど、
きっととてもとても悔しいよね。




デビューからずっと歩みを共にしてきたポニキャさんから出す最後の作品でのツアー。


(このタイミングでレーベル変わるなんて聞いてないよ。笑
でも、最後に最高のものをありがとう、ポニキャさん。だいすきだよ!!!!!)




だからこそ、余計に諦められません。




私は、「POP×STEP!?TOUR」を、

絶対に諦めないよ。





(長々と乱文失礼致しました。書いたのが深夜なのでお許しください。
Sexy Zoneが好きなみなさんに、POP×STEP!?を諦めきれないみなさんに、
少しでも共感して頂けたら嬉しいです。)